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原子力規格委員会功労賞表彰

委員会活動に貢献が顕著な委員等を表彰する功労賞の、令和4年度(第19回)受賞者をお知らせします。

令和4年度功労賞表彰


 (一社)日本電気協会原子力規格委員会で  は、委員会活動への貢献が顕著な委員等を毎  年度選考し表彰しております。
 令和4年度(第19回)原子力規格委員会  功労賞につきましては、原子力規格委員会に  おいて、以下8名の方に功労賞を贈ることを  決定し、6月27日に表彰式を行いました。  

       受賞者に表彰状を授与

受賞者紹介                              (50 音順 敬称略)

家城 昭人 東京電力ホールディングス株式会社

 2018年に運転・保守分科会 防火管理検討会の主査に選任され、JEAG4103「原子力発電所の火災防護管理指針」の改定作業においては、福島事故後の新規制基準(火災防護審査基準)を踏まえた運用管理面の改善事項や、新検査制度試運用段階で得られた知見、その他の法令類・国内の動向・海外規格改正情報・国内外の火災事例等の調査、反映に精力的に取り組み、規格上程時の説明等の対応を積極的に実施し、指針の改定に多大な貢献をされた。

江原 和也 日立GEニュークリア・エナジー株式会社

 2013年に供用期間中検査検討会委員就任以来、最新技術情報の収集・改定案の作成に積極的に参加され、規格の改定作業に尽力された。
 JEAC4207-2022「軽水型原子力発電所用機器の供用期間中検査における超音波探傷試験規程」の改定においては、改定案の作成や発刊用原稿の取り纏めに力を発揮された。
 また、同2016年版に対する規制庁による技術評価においては、当時の技術的背景や根拠となる文献調査などを通じ、質問事項に対する回答案の作成において大きく貢献された。

笠原 直人 東京大学大学院 教授

 2017年から2021年までの4年間、構造分科会長を務められ、規格の制定、改定のための審議を先導されるとともに関係検討会への助言等の指導及び支援に尽力された。
 また、構造分科会所掌の規格の原子力規制庁による技術評価への対応を指導され、技術基準規則解釈等においてエンドースをされる成果となった。

工藤 義朗 東京電力ホールディングス株式会社

 取替炉心安全性評価検討会において、JEAC4215「取替炉心の安全性の確認に用いる解析コードの適格性評価規程」の草案作成時から参画し、初版発刊に大きく貢献された。
 JEAC4215は分科会初の解析コード規程のため、氏の解析コードについての豊富な知見ならびに関連規格基準等の作成の経験が活かされた。また、二度にわたる分科会書面投票等の苦難を乗り越える際にも、真摯に粘り強く対応され、規程制定に、多大な尽力、貢献をされた。

野元 滋子 関西電力株式会社

 平成21年耐震設計分科会の代表幹事会に参加されて以降、規格の制定、改定に対して耐震設計分科会、原子力規格委員会への規格原案の説明等、迅速かつ積極的な対応により、規格の発刊や、耐震設計分科会の運営に多大な貢献をされた。
 また、平成27年から機器・配管系検討会委員に就任され、JEAC4601-2021「原子力発電所耐震設計技術規程」の改定では、検討会での議論を主導するなど、尽力・貢献された。

濵田 直人 九州電力株式会社

 2016年から6年余り品質保証検討会委員を務められ、JEAC4111-2021「原子力安全のためのマネジメントシステム規程」の改定において、再稼働した電力事業者の品質保証部門の知見を活かし、改定案の取り纏めに力を発揮された。
 JEAC4111/JEAG4121の普及促進においては、講習会のテキストの作成、レビューにリーダーシップを発揮され、講習会では講師を務められ、規格の内容を適切に活用していただく上で良好な成果を収めることができた。

宮本 忠之 一般社団法人 原子力安全推進協会

 2018年に安全設計分科会 火災防護検討会の主査に就任され、JEAC4626「原子力発電所の火災防護規程」及び、JEAG4607「原子力発電所の火災防護指針」の改定にご尽力され大きく貢献された。
 本規程、本指針の改定において、新規制基準や、原子力発電所での適合状況の反映等、使いやすい規格となるよう、検討を重ね、長きに亘る改定作業を完遂できたのは、氏のリーダーシップによるところが大であった。

山口 彰 原子力安全研究協会 理事

 2012年から2022年までの10年間、運転・保守分科会の分科会長として、規格の審議、制定等に尽力され、原子力規格委員会シンポジウムでは、リスク評価の第一人者として数多く講演いただいた。
 また、日本原子力学会会長等、数多くの委員要職を歴任されており、幅広い経験と知識、人脈により、関係法令や国際基準の変更及び原子力に関する新たな知見等を常に把握し、原子力規格委員会の活動に貢献された。

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