日本電気協会

原子力規格委員会

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JEAC4212-2013
原子力発電所における炉心・燃料に係る検査規程

概 要

 原子炉設置者が行う定期事業者検査のうち,燃料集合体の健全性の確認,燃料集合体の炉内配置の確認及び炉心特性の確認を目的とする検査,また,保安規定に規定する検査のうち,燃料集合体からの放射性物質の漏えいの有無の確認を目的とする検査及び漏えい又は漏えいの疑い有りと判定した燃料集合体の性状の確認を目的とする検査の検査対象範囲,検査方法及び判定基準を規定している。

目 次

第1章 規程の目的,適用範囲
1.1 規程の目的
1.2 適用範囲
1.3 関連法規等
1.4 用語の定義

第2章 基 本 事 項
2.1 沸騰水型原子力発電所(BWR)の検査
2.1.1 燃料集合体外観検査
2.1.2 燃料集合体炉内配置検査
2.1.3 原子炉停止余裕検査
2.1.4 燃料集合体シッピング検査
2.2 加圧水型原子力発電所(PWR)の検査
2.2.1 燃料集合体外観検査
2.2.2 燃料集合体炉内配置検査
2.2.3 原子炉停止余裕検査
2.2.4 炉物理検査
2.2.5 制御棒クラスタ検査
2.2.6 燃料集合体シッピング検査

附属書A(参考) BWRとPWRの主な相違点の整理
附属書B(参考) 原子炉停止余裕検査(BWR)手順例
附属書C(参考) 原子炉停止余裕検査(PWR)手順例

巻頭言

 軽水型原子力発電所においては,一定期間運転したのち停止し,炉心の一部の燃料集合体を新しい燃料集合体に取替え次の期間を運転するサイクルを繰り返し,運転を継続する。燃料集合体を取替えた炉心を取替炉心というが,取替炉心の運転を開始する前に,その安全性が確保されるために原子炉設置者は定期事業者検査の一部として炉心及び燃料に係る検査を実施している。
 本規程は,沸騰水型原子力発電所(BWR)及び加圧水型原子力発電所(PWR)について,定期事業者検査項目のうち炉心及び燃料に係る検査項目について,検査対象範囲,検査方法及び判定基準を規定している。併せて,燃料集合体からの放射性物質の漏えいの有無を確認するために,原子炉設置者が実施する燃料集合体シッピング検査についても規定している。
 炉心及び燃料に係る定期事業者検査の項目については,「原子力発電所の保守管理規程」(JEAC 4209-2007)のガイドである「原子力発電所の保守管理指針」(JEAG 4210-2007)に例示する定期事業者検査一覧(例)から選定した。
 本規程に取り上げた定期事業者検査の項目等の検査対象範囲,検査方法及び判定基準については,国が実施する定期検査についてまとめた「標準定期検査要領書」(原子力発電安全管理課,平成15年10月廃止)を参照するとともに,改良型沸騰水型原子力発電所(ABWR)の導入,新しい燃料集合体シッピング検査の導入等の新たな知見を反映している。なお,本規程の内容については,新知見を反映し今後も改定してゆくこととしている。
 定期事業者検査等の実施において本規程が活用され,原子力発電所の安全性と信頼性の確保に寄与することを期待する。

平成25年3月

原子力規格委員会
原子燃料分科会
分科会長 寺井隆幸

改定履歴
制  定
平成25年3月19日
正誤表
公衆審査
JEAC4212-2013
期間:平成24年12月7日
    〜平成25年2月6日
結果:資料請求者1名
質疑・意見対応
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