日本電気協会

原子力規格委員会

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JEAC4603-2010
原子力発電所保安電源設備の設計規程

概 要

原子炉の安全停止を達成するために必須の機器設備及び重要度の特に高い安全機能を有する構築物,系統及び機器を作動させるために必要な電力を供給する,保安電源設備についての設計要件を規定している。

目 次

1. 目的
2. 適用範囲
3. 関連法規,規格
4. 用語の定義
5. 設計
5.1 電源系統
5.2 外部電源系
5.3 非常用所内電源系
5.4 保護装置
5.5 計装
5.6 制御装置

解説

巻頭言

 原子力発電所の保安を確保するために必要な電源設備の設計に当たっては,原子炉の安全停止並びに原子力発電所で想定される事故の発生防止及び拡大防止に資するために万全の配慮が必要です。保安電源設備の設計については,「発電用軽水型原子炉施設に関する安全設計審査指針」(平成2年8月30日原子力安全委員会決定,一部改訂平成13年3月29日)において電気系統への要求事項が示され,また,発電用軽水型原子炉施設の安全機能の重要度分類に関する審査指針」(平成2年8月30日原子力安全委員会決定,一部改訂平成21年3月9日)において非常用電源系から供給されるべき安全設備が示されております。
 (社)日本電気協会原子力規格委員会では,原子力発電所の保安電源設備に対して,実際の設計を実施する上で考慮すべき要求事項を明確化することを目的に,昭和46年に「原子力発電所保安電源設備の設計指針」を制定し,昭和60年11月に第1回改定,平成4年5月に第2回改定を実施いたしました。
 平成18年1月,「発電用原子力設備に関する技術基準を定める省令(省令62号)」が改正され性能規定化されたことに伴い,第33条(保安電源設備)に対応できるよう,今回,電気技術規程(JEAC)として制定いたしました。
 本規程の制定に際し,「発電用原子力設備に関する技術基準を定める省令」の改正をはじめとした国内の規制動向,本協会における他の規程や指針との整合性,最近の技術進歩や運転経験について調査を行い,その結果を踏まえ,規格構成の見直し,要求事項の明確化,記載の適正化などを実施することといたしました。
 本規程は,保安電源設備の設計上の要求事項を規定した本文,及び要求事項を理解する為の具体的事例を示した解説で構成しております。
 本規程の制定に当たって,関係官庁,電力会社,メーカ並びに委員の方々に絶大なご助力を賜りました。ここに関係各位に深く感謝いたします。

平成22年1月

原子力規格委員会
安全設計分科会
分科会長 吉川榮和

改定履歴
制  定
昭和46年12月17日
第1回改定
昭和60年11月12日
第2回改定
平成4年5月25日
第3回改定
平成22年1月5日
正誤表
公衆審査
JEAC4603-2010
期間:平成21年11月6日
    〜平成22年1月5日
結果:資料請求者0名
意見送付者0名
質疑・意見対応
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