日本電気協会

原子力規格委員会

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JEAC4615-2008
原子力発電所放射線遮へい設計規程

概 要

 原子力発電所の設計段階並びに運転段階において,発電所で働く放射線業務従事者並びに一般公衆が関係法令に定める線量限度を超えないよう,また無用の放射線被ばく防止のために,放射線遮へい壁の設置及び放射線管理区域の設定に関する遮へい設計の方法及び考え方を示している。(JEAG 4615-2003を規程に改定した。)

目 次

1.序  論
1.1 目 的
1.2 適用範囲

2.関連法規等
2.1 関連法令,規定,規格
2.2 関係指針類

3.設計上の線量目標値

4.遮へい設計条件
4.1 遮へい設計及び遮へい設計区分
4.1.1 遮へい設計
4.1.2 遮へい設計区分
4.2 遮へい体の種類及び設計条件
4.2.1 遮へい体の種類
4.2.2 遮へい設計の条件
4.3 遮へい設置の方針

5.遮へい計算
5.1 遮へい設計の概要
5.2 線源強度
5.2.1 通常運転時の線源
5.2.2 事故時の線源
5.3 遮へい計算コード
5.4 計算モデル

巻頭言

 原子力発電所で放射線業務に従事する作業者,並びに発電所周辺の一般公衆に対し,原子力発電所の運転に起因して放出される放射線による無用の放射線被ばくを防止することはもちろん,放射線業務従事者が受ける放射線の量を,合理的に達成できる限り低くするよう原子力発電所の設計段階,並びに運転段階における放射線遮へい壁の設置,及び放射線管理区域の設定は極めて重要であります。
 わが国の原子力発電所における放射線遮へいに関する技術基準は「発電用原子力設備に関する技術基準」(通商産業省令第62号)に定められていますが,原子力発電所の放射線遮へい設計について具体的に言及した指針・解説が整備されていなかったことから,平成15年5月,「原子力発電所放射線遮へい設計指針JEAG4615-2003」を新規に制定しました。
 これまで同指針が活用されてきたところですが,その後に行われた学協会規格に対する国による技術評価において,同指針の内容は当該技術基準の要求事項について具体的仕様を明確化しているものであるとの評価がなされました。これを受け,日本電気協会では,同指針に代えて規程として制定すべく,慎重な検討・審議を重ね,今回,新たに「原子力発電所放射線遮へい設計規程JEAC4615-2008」として制定いたしました。
 審議に際し留意した事項は,以下のとおりです。
1.規程の構成を「本文」と「解説」とし,本文には要求事項を,解説には本文を補足する解説や参考事項等を記載するよう内容を選別した。
2.本文の記載内容に係わる関連指針等との関係について,解説等の中で,より明確化を図った。
3.計算コード等については,実態を考慮のうえ,新たな知見を反映した。
 最後に,本規程の制定にあたり絶大な助力を賜りました関係官庁,電力会社,メーカ並びに委員の方々など関係各位に深く感謝する次第であります。

平成20年6月

原子力規格委員会
放射線管理分科会
分科会長 沼宮内弼雄

改定履歴
制  定
平成15年5月23日
第1回改定
平成20年6月24日
正誤表
公衆審査
JEAC4615-2008
期間:平成20年3月27日
    〜平成20年5月26日
結果:資料請求者0名
意見送付者0名
質疑・意見対応
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