軽水型原子力発電所の運転保守指針 JEAG4803-1999(以下,「JEAG4803-1999」という)は,原子力発電所の自主保安体制の充実を図ることを目的とし,プラント設備の機能試験及び作動試験の要領の作成,定期的な分解点検の間の健全性の確認,及び時間計画保全から状態監視保全への移行にあたっての参考とするため,アメリカ機械学会 ASME OM(Operation and Maintenance)Code1998年版及びStandard/Guide1997年版をもとに1999年に制定しました。
JEAG4803-1999の制定より,原子力発電所を運営する各電気事業者は,JEAG4803-1999を参考に運用の標準化を成し得,また保全の高度化や新たな規制の取り組みを踏まえた日本での保全の取り組みは,機能試験を含め「原子力発電所の保守管理規程/指針」(JEAC4209/JEAG4210)が担っています。
以上より,JEAG4803-1999は役割を終えていることから2026年4月に廃止しました。
JEAG4803-1999の廃止に伴い,JEAG4803-1999の技術的内容を本資料にとりまとめました。本資料は,電気技術規程(JEAC),電気技術指針(JEAG)とは異なる種類の資料として,技術資料として制定します。
これにより,JEAG4803-1999に定めていた状態監視や機能試験に関する記載については,将来検査のやり方を見直しする際の参考資料などで活用いただくことが可能となります。
なお,既に廃止された規格の内容であることを十分理解したうえで活用していただくようお願いいたします。
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原子力規格委員会事務局(日本電気協会 技術部内)
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