日本電気協会

原子力規格委員会

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原子力規格委員会功労賞表彰

委員会活動に貢献顕著な委員等を表彰する功労賞の、第15回(平成30年度)受賞者をお知らせします。

平成30年度功労賞表彰

令和元年6月12日の第6回原子力規格委員会シンポジウム終了後に表彰式を行いました

左から東海林氏、小森氏、金子氏、越塚委員長、松山氏、田村氏(山崎氏代理)

受賞者紹介

金子 浩久 (株)グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン

 2012年の取替炉心安全性評価検討会発足時から委員となり、BWRの取纏め役として主査をサポートするとともに、検討会において中心的な役割を務め、JEAC4211「取替炉心の安全性確認規程」改定版の発刊に大いに貢献された。同規程の改定においては、取替炉心として確認する項目を選定し、確認方針等の考え方を記載するなど、技術的根拠の明確化及び記載内容の充実化を図られた。また、作業会及び検討会において、常にPWRとBWRの調整役としてリーダーシップを発揮され、円滑かつ確実な規格策定活動に尽力された。

小森 武廉 関西電力(株)

 JEAG4623「原子力発電所の安全系電気・計装品の耐環境性能の検証に関する指針」の改定において、電気・計装品耐環境性能検討会の主査として同検討会を主導し、積極的な活動を行って改定原案を取纏め、2017年の原子力規格委員会に中間報告を行うなど、同指針の改定案策定に大いに貢献された。その改定案策定は小森氏の強力なリーダーシップなくしてはありえないものである。また、小森氏は福島事故後の規格策定作業が非常に困難な時期に、同検討会の他にも計測制御検討会及び耐雷設計検討会の主査を兼務されて、5つの規格作成に携わり、協会活動に尽力された。

東海林 一 (一財)電力中央研究所

 2001年から現在まで 供用期間中検査検討会委員としてJEAC4207「軽水型原子力発電所用機器の供用期間中検査における超音波探傷試験規程」の2008年版への大幅改定を含め 同規程の改定作業に大いに貢献された。至近の5年間では 作業会の取纏め役として委員間の意見調整や同規程の2016年版の改定に際し ユーザーニーズを集約し 規程の改定方向の決定及び具体的な改定項目の選定に尽力された。また、長年にわたる実務経験と見識により同規程の改定における議論の幅を広げる役割を果たされた。

松山 博久 MHI NSエンジニアリング(株)

 JEAC4111「原子力安全のためのマネジメントシステム規程」、JEAG4121「原子力安全のためのマネジメントシステム規程の適用指針」の改定において、豊富な知見を活かし、同規程及び指針の見直しポイントを整理されるとともに、安全文化に関する検討を総括するリーダーとして力を発揮された。また、品質保証に関する講習会においては、プラントメーカーの安全文化醸成活動の取組みを具体的に紹介し、規格とその意図や運用について分かりやく説明するなど、同規程及び指針の普及促進に大いに貢献された。

山崎 達広 (一社)原子力安全推進協会

 2011年から耐震設計分科会委員として、JEAC4629「原子力発電所耐津波設計技術規程」、JEAG4625「原子力発電所火山影響評価技術指針」等の耐震関係規格の審議に携わり、規格の制・改定に尽力された。2014年からは機器・配管系検討会幹事として、JEAC/JEAG4601-2015「原子力発電所耐震設計技術規程/指針」及び同指針の2016年追補版「重大事故等対処施設編(基本方針)」の制・改定においてリーダーシップを発揮され、豊富な知識と経験を活かして、検討会の円滑かつ確実な運営に大いに貢献された。

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