(一社)日本電気協会原子力規格委員会で は、委員会活動への貢献が顕著な委員等を毎 年度選考し表彰しております。
令和2年度(第17回)原子力規格委員会 功労賞につきましては、原子力規格委員会に おいて、以下5名の方に功労賞を贈ることを 決定し、6月29日に表彰式を行いました。
受賞者に表彰状を授与
原子燃料品質管理検討会において、JEAC4214「発電用原子燃料の製造に係る燃料体検査規程」の規程案の新規作成時から参画し、PWR側の幹事として、主査をサポートするとともに、中心的役割を務め、初版発刊に大いに貢献された。
また、新検査制度移行に間に合うよう作業会を開催し、検討会メンバーに具体的な規程文案を提示しながら議論を進めるなどリーダシップを発揮し、規程の早期制定に大いに貢献された。
2017/2020年の緊急時活動レベル(EAL)の見直し及び通報連絡様式の見直しに伴い、必要な対応等を積極的に実施し、2020年に緊急時対策指針検討会主査に就任し、同検討会において、中心的役割を務め、JEAG4102「原子力発電所の緊急時対策指針」改定版発刊に際し、指針の改定検討、上程、発刊まで多大なご尽力をいただいた。
委員会活動とその成果は、原子力災害対策の極めて重要な取り組みに関するものであり、学協会の原子力安全への取り組みに大いに貢献された。
2017年計測制御検討会の主査に就任以降、JEAC4620「安全保護系へのディジタル計算機の適用に関する規程」、及びJEAG4609「ディジタル安全保護系の検証及び妥当性確認(V&V)に関する指針」 の改定作業にあたり、検討会主査としてリーダシップを遺憾なく発揮し、改定案作成を主導するとともに、安全設計分科会、原子力規格委員会への規格改定案の説明、意見・要望への対応等を積極的に実施し、規格の改定検討、上程、発刊に大いに貢献された。
2014年に水密化技術検討会の委員に就任以降、検討会主査及び幹事をサポートし、 JEAG4630「浸水防止設備技術指針」の初版発刊及び改定作業に大いに貢献された。
改定作業においては、取り扱う設備が多岐に亘ることとなったことから、大勢の技術者での調整が必要となったが、作業会の主要メンバーとして検討会主査及び幹事をサポートし、改定案の取りまとめに尽力された。
2019年に耐雷設計検討会主査に就任以降、JEAG4608「原子力発電所の耐雷指針」の改定作業にあたり、検討会主査としてリーダシップを遺憾なく発揮し、改定案作成を主導するとともに、安全設計分科会、原子力規格委員会への規格改定案の説明、意見・要望への対応等を積極的に実施し、規格の改定検討、上程、発刊に大いに貢献された。